みんなに必要な自分と向き合う時間

私たちの幼稚園はみんながひとつのお部屋で過ごす、縦割り保育の小さな幼稚園です。

家族というコミュニティの次に、初めて子どもたちが出会うコミュニティとして、まずは子どもたちひとりひとりとしっかり向き合うことを大事にしています。

子どもたちの人数と同じくらい教職員が居ますので、過保護になりがち?と思われることもありますが、私たちが一番に大切にしているのは子どもたちをよく観察することです。
そこで必要なだけのサポートをしてあとは様子を見る。
出過ぎない。
そんなことを心がけています。

さて、この写真は先日のお預かり保育での一場面ですが、ひとりで寂しく絵を描いているように見えますか?

一見するとそのように思われるかもしれませんが、そうではありません。
これは自分のやりたいことを思い切り楽しんでいる場面です。
この女の子はまずロール紙をお部屋いっぱいに広げて、歌い踊りながら自分の好きなタイミングで好きな場所に絵を描いていました。
誰にも邪魔されない自分だけの時間です。
この時彼女は誰の助けも必要としていなかったのです。
私はただクレヨンや色鉛筆を整えて、見守り続けるだけで良かった。
話しかけられた時に必要なことを答え、あとは彼女が満足して描き終わるのを待ちました。

このように子どもたちが求めていることが何かよく観察して必要な環境を整えてあげれば、子どもたち自身が自分と向き合いながら生き生きと活動することができます。
このような自分と向き合い、自分の心を満たす時間は誰にでも大切なものです。
それは大人だろうと子どもだろうと関係がありません。

心が満たされると自然と優しくなれますよね。
子どもたちも同じです。
私たちはこのような時間を大切に子どもたちと毎日過ごしています。

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https://note.com/shoko_shigihara

※こちらのnoteですが、皆さまの応援により、もしも収益が得られた場合には幼稚園の絵本購入にその収益をあてたいと思っております。

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